エンディングノートについて
さて、ここ2週にわたり、終活について、
また相続人が行う手続きの大変さについてコラムでお伝えしてきました。
その中で共通していたのが、「生前整理」と「終活」の大切さです。
現在使用していないサービスや契約については、元気なうちに解約しておくこと、
また、ご自身の財産や契約内容を整理しておくことで、
将来、相続人が行う手続きを少しでもスムーズにすることができます。
では、終活は何から始めればよいのでしょうか。
皆さんは、「エンディングノート」という言葉を聞いたことがありますか?
エンディングノートとは、ご自身のことや、将来に向けた希望などを書き残しておくノートのことです。
市販されているエンディングノートを購入することもできますし
、ご自身でノートを用意して、必要なことを書き記しておくこともできます。
当事務所でも現在、エンディングノートを作成しておりますので、
出来上がりましたら、またご紹介させていただきます。
エンディングノートには、ご自身の財産についてはもちろん、
もしものときに誰へ連絡してほしいのか、葬儀やお墓についてどのように考えているのかなど、
さまざまなことを書き残しておくことができます。
一方で、意外とご存じない方も多いのですがエンディングノートには、
原則として遺言書のような法的効力はありません。
そのため、「この不動産を○○さんに相続させたい」
「預貯金を○○さんに残したい」といった財産の承継について希望がある場合には、
別途、遺言書を作成しておく必要があります。
エンディングノートを作成していく中で、
「自分の場合は遺言書も作っておいた方がよいのでは」と考える方もいらっしゃると思います。
次回は、「遺言書」についてお話ししていきます。